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AI研究会ラーニングレポート

その他
11月 12, 2025

AI研究会ラーニングレポート:AIを活用したDX推進事例紹介

講師: ミガロホールディングス株式会社 DX推進チーム 新妻 康弘 様 

日時: 2025年10月23日 

テーマ: AIを活用したDX推進事例のご紹介

2025年10月23日、ミガロホールディングス株式会社の新妻 康弘 様を講師にお迎えし、「AIを活用したDX推進事例のご紹介」というテーマでAI研究会ラーニングを開催しました。不動産事業を核としながら社内外のDXコンサルティングも手掛ける同社での、AI技術を活用した具体的な取り組みについて学びを深めました。

講演では、AIがいかに業務プロセス改革に貢献しているか、具体的な事例を通して紹介されました。参加者アンケート(5点満点)では平均5.0点と非常に高い満足度が得られ、「実際の事例を知ることができた」「経験豊富な方で質疑応答が参考になった」「エンジニア目線での話が聞けて参考になることだらけだった」といった声が寄せられました。特に以下の実践的な事例が注目を集めました。

  • AI商談・採用面接議事録: 議事録作成の自動化、会話分析(トピック抽出、感情分析、フェーズ判定等)、評価の客観化により、品質向上と大幅な業務効率化を実現。AWS TranscriptやClaude 3.7などが活用されているとのことでした。
  • 人事教育動画(研修資料作成支援): 過去の研修動画から、文字起こし、ナレーション生成、アバター動画作成までをAIで自動化・効率化する取り組み(Whisper, GPT-4, Gemini, Pythonスクリプト等を活用)。
  • 付帯業務効率化: 営業担当以外の付帯業務(問い合わせ対応、提出物チェック等)をAIチャットボットやOCR技術(Document AI等)で自動化し、約30%の時間削減を目指す。
  • AIアプリ開発ツール: Dify, Agent Builder (OpenAI), Opal (Google) といったノーコード/ローコードツールを活用し、ビジネスサイドでも迅速にAIアプリを開発・共有できる環境を整備。

参加者からの学び・感想として特に注目されたのは以下の点です。

  • 具体的なツール活用: 商談分析におけるJSON形式での出力指示など、実践的なプロンプトエンジニアリングの工夫。
  • 開発の民主化: ノーコードツールにより、専門知識がなくともAIアプリ開発が可能になるという将来性。
  • 課題と対策: AI導入におけるデータプライバシーや精度に関する課題と、それに対する継続的な改善の重要性。

質疑応答では、「どのAIモデルを選択すべきか?」「プロンプト作成で工夫している点は?」「ノーコードツールは実際にどの程度使われているか?」といった実践的な質問が多く寄せられ、新妻様からはそれぞれのメリット・デメリットや具体的な活用状況について丁寧な回答がありました。参加者それぞれが自社の課題と照らし合わせながら、AI活用の可能性を探る熱心な様子が伺えました。

AI技術の進化がもたらす業務変革への期待と、その導入における具体的な検討の必要性を実感する、大変有意義な時間となりました。

新妻様、そしてご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

AI研究会としても、引き続きAIに関する最新動向や活用事例を共有し、皆様のビジネスの一助となるような学びの場を提供してまいります。

KOIBとは

高知県で「プロの起業家が次世代を担う起業家を生み育てる」をコンセプトに、「将来企業したい」、「起業したけどもっと売上を伸ばしたい」などと考えている皆様を支援します。高知イノベーションベースは、高知県内のメディアや金融ならびに行政、そして国内最先端の技術を有する会社など各所が強みを生かし、アントレプレナーシップを持つ高知県民の方々に、新たな成長の場をお届けすることを目指します。

AI研究部とは

AI研究部は、高知県にゆかりのある企業や個人が集まり、AIの最新動向や活用事例を学び、研究する場です。実践的な勉強会やディスカッションを通じて、業務や事業におけるAI活用の可能性を広げ、地域企業の競争力強化と新たな価値創造を目指します。

■参加条件

AIの導入・実践を重視する本研究部では、以下の参加要件を設けています。

  • 幹部会員:経営者からAI導入への協力が得られること
  • 学生会員:自身の活動にAIを活用し、その成果を報告できること
  • いずれも、実務での活用事例をメンバー間で共有できること


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