KOIB 第46回月例会「『普通じゃない』を選び、80点でバッターボックスに立つ。」を開催しました
高知イノベーションベース(KOIB)は、10月23日(金)に第46回月例会を株式会社アッシェ セミナーホールにて開催いたしました。
今回は「『普通じゃない』を選び、80点でバッターボックスに立つ。― 挑戦を続け、会社を成長させる経営者の生き方 ―」と題し、盛況のうちに終了いたしました。
本月例会では、株式会社Enjin 代表取締役社長グループCEOの本田幸大氏を講師にお招きしました。

本田氏は、2007年に株式会社Enjinを設立し、中小・中堅企業や医療機関を中心としたPR支援事業を展開。2021年には東京証券取引所マザーズ市場への上場を果たし、現在はPR事業を基盤に、新たな事業領域への挑戦を続けられています。
講演では、これまでの経営経験を振り返りながら、会社の成長段階に応じた経営者の役割や、挑戦を続けるための意思決定、組織づくりについてお話しいただきました。
特に、完璧を求めすぎず一定の確度で行動することや、事前に撤退条件を定めること、成功を再現できる仕組みをつくることなど、事業を成長させるための経営判断について紹介されました。また、上場後に直面した成長停滞や、外部人材の登用・権限移譲を進める中で経験した組織改革の失敗についても率直に語られました。
その経験から、肩書や経歴だけでなく実際の行動から人材を見極めることや、経営を人に任せることと経営者としての責任を手放すことは異なるという考え方など、組織づくりにおける重要な視点が共有されました。
さらに、既存のPR事業を基盤とした新たな事業領域への挑戦についても紹介され、成功や失敗を重ねながらも、現状にとどまらず挑戦し続けることの重要性が伝えられました。経営者としてのあり方や、自社の成長に向けた意思決定を改めて考える機会となりました。

質疑応答では、社員への権限移譲の判断基準や、一度任せた仕事を経営者が再び引き受ける際の関係づくり、創業者から経営を引き継ぐ経営者に求められる資質などについて質問が寄せられました。また、本田氏自身の会社や個人としての目標についても質問があり、活発な意見交換が行われました。

最後には、参加者同士でTAVの共有を行いました。講演を通じて印象に残ったことや、自身の経営・組織づくりと重なった点、今後の実践につながる気づきなどを共有し、それぞれの視点から学びを深める時間となりました。

KOIBは今後も、挑戦を続ける経営者や実践者のリアルな経験に触れ、互いに学び合いながら成長できる場として、高知の次代を創るプラットフォームづくりを継続してまいります。
【次回月例会のご案内】
<高知Innovation Summit 2026 theme:Deep Impact!>
日時:2026年11月20日 13:00〜20:00
基調講演&パフォーマンス:武田 双雲 様(書道家・現代アーティスト)
スペシャルゲスト:広末 涼子 様(株式会社 R.H 代表取締役)
場所:城西館 3F 日輪の間