KOIB 第44回月例会「不確実な時代を生き抜く『起業家精神(アントレプレナーシップ)』の育て方と組織づくり」を開催しました
高知イノベーションベース(KOIB)は、7月24日(金)に第44回月例会を高知城ホールにて開催いたしました。

今回は「不確実な時代を生き抜く『起業家精神(アントレプレナーシップ)』の育て方と組織づくり」をテーマに、
講演に加えて歴代会長による三者対談、会長交代セレモニーを実施しました。
月例会のはじめには、今期の委員長・部会長をはじめとする運営メンバーの紹介と挨拶を行い、新たな体制でのスタートを参加者の皆さまと共有しました。

続いて、今期会長を務める小野山栄太郎氏より、第5期のテーマや今後の活動についてお話がありました。

第5期のテーマは、「IMPACT ― 挑戦が、人を動かす」。
一人の挑戦が周囲の人を動かし、その挑戦の連鎖が事業やコミュニティ、そして高知という地域の変化につながっていくという考えのもと、「Self Impact(自分が変わる)」「Business Impact(事業が変わる)」「Community Impact(仲間が変わる)」「Kochi Impact(高知が変わる)」という4つのインパクトが掲げられました。
また、今期は「高知で挑戦するなら、KOIBと言われる存在に。」を目指して活動していくことが共有されました。
瀬戸内エリアとの連携や学生の挑戦機会の創出、経営者が学び挑戦する場づくり、地域全体へ挑戦の機運を広げる取り組みなど、今期のロードマップとともに、新たな一年に向けた方向性が示されました。
その後、本月例会では、株式会社アドライト 代表取締役の木村忠昭氏を講師にお招きし、
「不確実な時代を生き抜く『起業家精神(アントレプレナーシップ)』の育て方と組織づくり」をテーマにご講演いただきました。

木村氏は、大手監査法人で株式公開支援業務に従事した後、スタートアップ企業へのハンズオン支援を開始。国内外のスタートアップ支援をはじめ、大企業とベンチャー企業の連携、新規事業創出、GX・環境分野など、幅広い領域でイノベーション創出に携わられています。
講演では、これまでのご自身のキャリアや起業、企業支援の経験を振り返りながら、不確実な時代に事業を成長させるために必要な考え方や、組織づくりについてお話しいただきました。事業を成長させるためには、数字や目標を追うだけではなく、組織全体の方向性を捉え、一人ひとりのモチベーションや主体性を引き出していくことが重要であることなど、さまざまな実践をもとにお話しいただきました。
また、自身の強みや弱みを理解しながらリーダーとしてどのように組織と向き合うか、社員が自ら手を挙げて挑戦できる環境をどのようにつくるかなど、人と組織に焦点を当てたお話もありました。環境を変えることや、先輩経営者との交流、経験の共有を通じて学び続けることの大切さにも触れ、不確実な環境の中でも未来を描き、行動していくための多くの示唆が共有されました。

講演後には、前々会長の須江氏、前会長の木村氏、次期会長の小野山氏による三者対談を実施しました。
「KOIBの目的と参加メンバー個人の事業目標をどのように結びつけてきたか」をはじめ、会長として直面した壁や、前の代から受け継いだものと変えてきたもの、KOIBでの経験が自身の組織づくりやリーダーシップに与えた変化などについて、それぞれの経験を交えながら語っていただきました。
さらに、立ち上げ期から現在までのKOIBの変化を振り返りながら、高知で挑戦する起業家や、さらなる事業成長を目指す経営者に対して、KOIBが今後どのような支援やつながりを生み出していくのかについても意見が交わされました。会場からも、社員の主体性を引き出す方法や採用・パートナー選びの仕組み、会長職を通じた失敗と学びなどについて質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
その後には、参加者同士でグループをつくり、それぞれが感じたTAVを共有する時間も設けられました。

講演や三者対談を通して印象に残ったこと、自身の事業や組織と重なった点、これからの実践につながる気づきなどを言葉にしながら対話を深め、各グループで学びや気づきを共有しました。講演を聞いて終わるだけでなく、参加者同士がそれぞれの視点を持ち寄り、学びを深める時間となりました。

KOIBは今後も、起業家や経営者が互いの経験を共有し、学び合いながら挑戦できるコミュニティとして、
高知から新たな価値や事業を生み出すプラットフォームづくりを継続してまいります。
【次回月例会のご案内】
日時:2026年9月25日(金)18:00〜21:30
講師:水谷 健彦 様(株式会社JAM)
場所:アッシェ【高知県高知市新本町2丁目4-3-2階】